Examples of Solution
導入クライアント : 株式会社ケンテック 様
FileMaker Goの機能を用いて、iPad miniからの入力に対応した受注管理システムです。
ケンテック様は、表面処理加工を行っておられる製造業の会社です。システム導入前、加工処理のオーダーミスを防ぐ為、営業がお客様先で受注内容を紙に記載し、加工する製品をデジタルカメラで撮影されていました。そして、帰社後に受注内容をFileMakerシステムに入力し、画像を貼り込む作業を行っておられました。この受注内容の入力作業は1日に100件~150件あり、1時間以上の時間を要する為、日常的に残業が発生する状況でした。システム導入後は、お客様先でiPad miniを使い受注内容の入力を行い、加工する製品画像もiPad miniのカメラ機能で撮影登録可能となり、帰社後は社内システムへデータ転送することで登録できるようになりました。それにより、データ登録の簡略化とミスを減らし、業務効率が向上されました。
本システムでは、営業はお客様先でiPad miniの受注管理システムに、顧客情報や受注(加工処理)内容を入力し、同時にカメラ機能を使用して、加工する製品画像を登録します。 社内ではFileMaker Server環境を構築し、FileMaker Proを活用して受注管理を行っています。営業が帰社後、iPad miniの受注システムを起動し、社内の受注管理システムにデータを送信する事で、受注データを社内システムに反映させています。社内ではそのデータを元に、検査報告書、納品書、請求書を発行します。請求データは受注管理システムからCSVで書出し、会計システムに取り込んで利用します。
iPad mini用トップ画面
iPad mini用のトップ画面には、お客様先で必要なメニューと、社内受注管理システムへのデータ送信と受信のメニューがあります。データ受信を行うと、ログイン者の直近90日分の受注データを社内の受注管理システムから取得し、新規受注時に過去データの参照が可能になります。
iPad mini用受注画面
iPad miniでの入力は、顧客情報や加工種類、単価などはマスターから選択するため、キーボードをほとんど使わずに行えます。また、加工する製品の画像は、iPad miniのカメラ機能を利用して撮影、登録可能です。帰社後、社内受注管理システムにアップ(サーバ送信)したデータは、iPad mini上では編集出来ないように制御しており、データの不整合が発生しない構造になっています。
PC用トップ画面
PC専用のトップ画面には、マスターの管理を行う管理メニュー、納品書・請求書の発行メニューがあります。
PC用受注画面
PC用受注画面では、iPad miniから送信された受注データの閲覧、および編集が可能です。編集されたデータは、iPad mini用トップ画面でデータ連携「受信」のボタンを押すことで、受注システム上のデータをiPad miniで受信し、閲覧する事が出来ます。
請求書発行画面(PCのみ)
受注後、加工処理が完了し請求可能となった案件は、請求書・納品書の発行が出来ます。その他、集金リストや各種集計などの機能も備えています。請求データは、会計システム用にCSV形式で書き出し、利用しています。
FileMaker、ファイルメーカー、FileMaker Go およびファイルフォルダロゴは、Claris International Inc. (旧 FileMaker, Inc.) の米国および/またはその他の国における登録商標です。
Claris、Clarisロゴおよび FileMaker WebDirect は、Claris International Inc. (旧 FileMaker, Inc.) の商標です。その他のすべての商標は該当する所有者の財産です。
Mac および Mac ロゴは、米国およびその他の国における Apple Inc. の登録商標です。
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